ワンコ手作りご飯

犬の食育

こんにちは。

犬の訪問整体歩くいぬです。

こんにちは。

犬の整体師の佐々野です。

私は愛犬に手作りごはんをあげています。

少し前までは「ペットにはペットフード」というのが当たり前でした。
人間の食事は塩分や糖分が多く病気になりやすい、アレルギーになりやすいというのが通説でした。

ですがペット食育を勉強する機会があり、きちんと勉強すれば手作り食はとても簡単で安全ということが分かり、なによりうちのコが毎回毎回大喜びするので今は完全手作りにしています。

動物病院で働いていた頃は100%手作りでいくなんて怖くて出来なかった事です。

ストロバイト結晶が出ていた愛犬

我が家の愛犬は10歳の柴犬です。6歳の時に保護犬で我が家に迎えたのでそれ以前の生活がどういうものだったか詳しくは分かりません。
どんなものを食べていてどんな風に暮らしていたのかなぁ。と、とても気になる所ですが詳しくは教えてもらえませんでした。

我が家に来てからお散歩の時に、ふとおしっこの出が気になり検査したところストロバイト結晶がキラキラ出ていたのでPH対応の処方食のドライフードをずっとあげていました。

結晶が結石にならず結晶のままでいてくれたらおしっこで出てくれます。(うちは女子なので。男の子は尿道が細くて長いので出にくいと言われています)
尿PHがあがるからストロバイト結晶が出来ると思っていたのでPHばかり気にしていました。
少し上がったらなんでだろうと心配になり、たまに下がったら理由はわからないけど喜んでいました。

目視で測るPH測定紙を時々おしっこに浸しPHのだいたいの値を確認したりしていました。

ところがこのPHというものは食べた物や見る時間によってアルカリに傾いたり酸性に傾いたりする不安定なもので、見た時のPHが高かったからといって一概にアルカリ尿であるとはいえないのです。

そして食べ物にも左右され、お野菜を多く食べればアルカリに傾くしお肉を多くとれば酸性に傾くのであまり参考にならないなと思いました。

そしてストロバイト結石というのは科学的には「リン酸アンモニウムマグネシウム6水和物」というもので、「水和物」という名前の通り水に溶ける物質だということが分かりました。

ということは水分を多く取ることが大事、ということです。

そして食べ物が分解され腎臓でろ過された時点ではおしっこは無毒で、膀胱にたまっている時に雑菌が入ることによっておしっこの化学式が変わり石の原因ができるという事も分かりました。

今まで結晶のできる子は体質や遺伝だと思っていたのですがそれらは実は全然関係なくて、大事なのは「雑菌を入れない」ということが分かりました。

雑菌が体内に入るところは限られていて、歯根、呼吸、腸の三ヶ所だということです。

なので水分をしっかり取り、歯のケアをきちんとやって、布団をまめに洗ったり部屋やベッド周りの掃除をきちんとすればストロバイトの結晶は防げるということです。

 

 

思い切って手作り食に変えた

ストロバイトには体質、PHは関係ないということが分かりました。

もともと愛犬に自然のものを与えたいと思っていたのもあり、思い切って手作り食にしてみることにしました。
結晶を溶けやすくするのに水分が不可欠ですが、水を飲んでくれないと悩まなくても手作りにすると自然と水分を摂取することができます。

野菜の水分量は多いものだと95%、少ないものでも60%以上は水分が含まれています。お肉も60%以上は水分です。

さらに食事を雑炊状にするともっと水分を取ることができます。

実際手作り食にすると飲水量は減りました。食事でしっかり取ってるのでわざわざ飲む必要がないということだと思います。
飲水は少ないのにおしっこはしっかり出ているので心配することはありません。

そしてうんちの量は減ります。それくらいほとんどが水分だということだと思います。

なによりペットフードに飽きていた愛犬が毎度毎度小躍りしてぴしっと真顔でおすわりしてご飯を待っています。

毎回多めに作って冷凍しているのですが切らしてしまってどうしようと思うときもあります。
今から作るのかぁ面倒くさいな…と思うこともありますが(人間だったらインスタント食品でいいのに!)ご飯を楽しみにしてるあの顔を思うと多少疲れていても作れちゃいます。

お肉とご飯と色々野菜(ネギ類以外)を1:1:1で雑炊にした、そんな簡単なものでいいのです。

 

 

与えたらダメと言われているものを与えると死んでしまう?

ネギ類、チョコレート、キシリトールなどなど犬に与えてはだめと言われるものは調べたら色々ありますね。

ところが動物病院で働いている時、テーブルに置いてあったハンバーグを数個食べてケロッとしている子がいました。

板チョコを全部食べてしまった、カレーをなめてしまった、などなど。

その時は吐かせる処置をして点滴などするのですが、慌てる飼い主さんをよそに当の本犬は元気で、なぜ点滴しているのか分からないといった顔をして出せ出せと騒いでいる、という事が多々ありました。

与えてはいけないと言われているものを食べたからといってみんながみんな即死ぬわけではなく、平気なコはけろっとしている。(もちろん嘔吐と血便で大変なワンコもいます)

要は量と濃度と耐性によるのではないでしょうか。

エビやカニなどの甲殻類は消化が良くないと言われていますがよく火を通せば問題ないです。

キシリトールも大量に摂らない限りは大丈夫だそう。でも与える必要もないのでわざわざ与えません。

体にいいと言われる野菜も大量に摂れば毒となり人間でも死んでしまうそうです。

鶏の骨は縦に割けるので危ないという理由で、それは食事というより事故に当たると思います。

よくわからない野菜など「これ与えても大丈夫かなぁ?」と不安に思うくらいなら与えない方が無難です。他にも与えられるものはいっぱいありますから。

 

 

危ないものを除けばちょっとくらいいい加減でもだいたいで大丈夫な食事。
人間も「今日カルシウムを何グラムとった?」なんて気にして食事していませんよね。

肉とごはんだけで野菜のない時もあるしカップラーメンだけで済ます時もあります。

人間もペットもちょっと食事バランスが崩れただけで体調壊すような繊細な体ではないのではないでしょうか。

毎日続けるのは危険があるでしょうが一回二回くらいは大丈夫と分かっているからそんなに気にしません。

ワンコの手作り食もバランスが完璧でなくても、色々な野菜やお肉を食べていればOKなのです。

 

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