犬の整体・セミナーなど開催中!
お問い合わせは公式ラインへ

おともだち登録する

犬の整体歩くいぬからパテラでお悩みの飼い主さんへ

犬の整体

整体の問い合わせで多いのがパテラのお悩みです。

「ケアしてあげたい」というものから

「整体で治したい」というものまであります。

悩む飼い主さん

愛犬を見る度悩む気持ちお察しします

まずいえるのは「整体でパテラそのものは治せない」ということ。

ちょっとがっかりさせてしまいましたか?

「パテラが治る=膝蓋骨がずれない」ということだと思いますが

それはもう手術しかないんじゃないでしょうかね。

(サポーターなどあるけどそんなものつけた足を使うわけないですよね)

膝のサポーターを付けた犬

曲げる事もままならずまともに歩ける気がしない。。。

 

整体では「ズレにくい状態を作る」ことはできるかもしれません。

主なアプローチは「パテラ以外の足を守る」です。

 

パテラそのものが心配なのに「それ以外の足」ってどういう事?と

モヤモヤするかもしれません。

でも私はそれが大事だと思っています。

整体で出来るアプローチはパテラそのものではなく「じゃない方の足の筋肉」に対してです。

パテラについてはコチラ

 

頑張ってるのはパテラの足じゃない

筋肉を触ると分かるけどパテラの足はあまり使っていません

この「使う」というのは体重をかけたり蹴り出したりする、ということなのですが

パテラの足の筋肉はペラペラな事が多いです。

厚みが全然ちがう事も

筋肉が薄いということはその足には体重をかけていないということ。

「使ってない」「使えてない」状態です。

 

人間は足が二本しかないので一本が使えなかったら即困りますが

犬は足が四本もあるのでそんなに困らないんじゃないかと思います。

まったく使えないわけじゃなく「あまり使えない」です。

 

どれくらい使ってないかはその子によって違うと思いますが

じゃどうやって歩いているのでしょうか。

 

足は必ず二本が地面についてる

なんだか当たり前のことをでかでかと書いてしまった気がします。。。

犬は四本足ですが地面に同時に着いているのは二本です。

左の後ろを右前がついている

小型、中型は前後クロスでついたり

左前と左後ろが同時についてる

大型犬は両片側をつくことも多い

左足がパテラだったら右前足がフォローしている事が多いです。

(パテラは小型犬に多いので前後クロスして着地する事が多いからです)

反対も然り。

だからどこか悪くても普通に歩けます。歩いてる様に見えます。

仮に左後ろがパテラだとしたら?

仮に上の白柴ちゃんの左後ろがパテラだったら負担が増えているのはどこですか?

頑張っているのはどこでしょうか?

右の前足です。

ケアすべきは右の前足

上の白柴ちゃんの例では右の前足のケアを重点的に考えます。

・パテラの足はそもそも使ってない

・右の前足が超頑張ってる

・右の前足が動けば歩くことはできる

・右の前足をケアすべき!!

なのです。

両足パテラも考え方は同じ。

両方の後ろ足に頼れなかったら前に頼る。腰にも頼る。

どこをどう使うかはその子次第だけどパテラじゃないところのケアが大事なのは

お分かりいただけたでしょうか。

気になるのはパテラの足だけど治したいなら獣医さんにお任せしましょ。

家庭でのケアは(どのみちパテラはどうしようもないんだから)健全な足を大事にしましょう。

余計な一言

パテラであってもなくても後ろ足はどうせ弱ります

骨格だけみてもそのようにできてる。

全身骨格を真ん中で分けてみた

真ん中で分けて前後を比較してみたら一目瞭然

「パテラだから」と悲観的になる必要はそれほどないんじゃないかなと思います。

犬はきっと落ち込んでない。だってそれがその子の足なんだもの。

カバーの仕方を知ってますよ。

飼い主さんは必要なケアを淡々をしてあげるのみです。

ちなみに「パテラ」は「膝蓋骨(膝のお皿)」という意味なので

「うちの子パテラなんです」は「うちの子膝のお皿なんです」になります。

タイトルとURLをコピーしました