シニア犬といえば背中の丸くなった姿勢や
ヨボヨボした感じを思い出すと思うのですが
姿勢は筋肉が作っているのでケアできると思うんですよ。
トイプードルさん(12)
小型犬で12歳というとまだそんなヨボヨボになる年齢ではないですが
パテラという膝のお皿が外れる状態や、靭帯オペの過去があります。
月一回定期的に施術した結果
下の方が断然カッコいい姿勢してますよね!
前に入っていた後ろ足はしっかり後ろについて
つまって見える首もゆったりしました。(毛で見えにくいけど)
固まっていた筋肉がゆるむとこのような変化が出てくるんです。
補助線を書くとこうです。
後ろ足のパッドの位置↓(黄色の矢印は首のつまり)
背骨のライン↓
施術しないでおくと数年後どうなっていたか
これは予想するしかないのですが。
立っていた骨盤はもっと立っていき、もっと猫背になり
股関節の可動域はとても狭くなっていたでしょう。
肩甲骨も立っているので前足が出しにくくなったり首が上げにくかったり
猫背だと内臓がギュッと押し込められているので働きがうまくいかなかったり
も考えられます。
「今は良くても数年後はどうだろう」と考えると、
「今をどうすべきか」が見えてくると思います。