「犬の真似をしてみて」というと手首から先が地面につくと思いますが
犬は人と違って手首は浮いています。
骨格を見てみましょう。
犬は指先立ち、手首は浮いています
犬は前も後ろも指先で立ってて
手首、足首は人のように地面には着いてなくて浮いてるんです。
それが加齢や筋力低下で角度が深くなってだんだんと地面に近くなってくる子がいます。
ほうっておくとどうなる?
手首が反っていく事を「手根関節の背屈」といいます。
最終的にどうなるかというと手根関節(手首)が地面についてしまう。
手首には肉球がないので痛くて歩けないでしょう。
多分そうなる前に歩くのを嫌がったり、手首が壊れないように肩を外転させて
緩和させると思うのでそこまでなるコはなかなかいないと思いますが
手首には常に自重がかかっているので常に頑張ってくれている筋肉があるのです。
負担の大きくかかっている筋肉はここ
手首が地面に近くなってくるとペタンペタンと地面を叩くように
歩くようになります。
そんな時はここの筋肉が頑張っています。
手首の上のお尻側のところ。
細い場所だけど何種類も筋肉あります。
これ以上手首が反ってしまわないように頑張ってくれています!
案外大事なここのマッサージ
手首の上、肘下の筋肉は立っている限り常に使っている場所です。
強い圧はいらないので握って軽くにぎにぎモミモミ
乳しぼりの要領で優しくマッサージしてください。
他の場所は暴れるのにここを施術するとウトウト寝る子もいるくらい
常に使っていて疲れている所です。
気にならない子もやってあげてOKでーす。