先日、「骨の博物館」へ特別に許可をもらい犬の骨格を7体見てきました。
写真や動画(動かない骨格の動画w)を撮りまくり
犬種や関節ごとにまとめて観察していたところ
面白いことに気が付きました。
関節にも個性がある??
肩甲骨が大好きな佐々野ですが、その肩甲骨が唯一関節しているのが肩関節。
模型では見てるけど実際はどうなっているんだろうと
7犬種の肩関節だけを並べて見比べてみました。
そしたらシーズーの上腕骨が飛び出していて肩関節は奥まっているのに気づきました。
なんでなのか??それは分からん。。。
「シーズーだからこう」というには見る数が一頭ではなんとも言い難し。
この事実を知って「あ、やべー、、、」となりました
よくよく見るとみんな形が違う!
シーズーだから飛び出てるとか小型犬だからとか
オスだメスだ、というにはあまりにもデータが少ない。。。
いや、そんなことよりも!
施術の時に測って
『あ、この子上腕骨が短いですね。」って言ってた自分よ。。。
短くなかったんじゃない?
うちのはんぶんちゃんも「短足だ」と思ってたけど
ちゃんと触ってみたら全然短足ちゃうかったです。
「え、うちの子腕が短いの??」と余計な心配をかけてしまった
飼い主さん、すいませんごめんなさい。
何がオトクかイメージしてみる
ここがでっぱってると大きな筋肉(腱)がしっかりついてると言える。
肩関節は脱臼しにくいんじゃないかと先生が言ってました。
このでっぱりがつっかえになって脱臼しにくいとも考えられないかな。
オトクなのかしら。。。?
はたしてシーズーの肩関節脱臼が他犬種と比べてスバ抜けて少ないのか、
これは個性なのかシーズーあるあるなのか、
知りたいけどそれには何頭ものシーズーや他犬種の骨格を見たり臨床のデータを集めたりしないと
あかんと思うけどそれは不可能。
でも「同じ関節でもそれぞれ違う」という事が分かりました。
あまり興味ある方は少ないだろうけど私はとってもワクワクしました♪
ダルメシアン正面
猫。