犬の整体・セミナーなど開催中!
お問い合わせは公式ラインへ

おともだち登録する

首を傾ける癖がある犬、実は筋肉の左右差のサインかも

前足の悩み

写真を撮ろうとするといつも同じ方向に首をかしげる。

というよりなんだかいつも首が傾いてる気がする。

後ろから見た時に耳の高さが違う。。。

という場合は体のどこかに負担や不調があるサインかもしれません。

いつも同じ方向に傾けるという場合はちょっと違う目線で見てみましょう。

首を傾ける主な原因

首を傾ける理由はさまざまですが、大きく分けると以下のようなケースがあります。

  1. 耳のトラブル
     外耳炎や耳の中の違和感により傾けることがあります。

  2. 視覚の影響
     片方の目の見え方に差がある場合は見やすい角度に頭を動かすことがあります。

  3. 筋肉や関節の問題
     首や肩まわりの筋肉が硬く縮んでいると真っすぐ向くより傾けた方が楽になります。

1,2に関しては獣医さんに診てもらわないと分からないので病院へ行ってくださいね。

ここでは3についてお話したいと思います。

首を傾けるときに働く主な筋肉たち

上腕頭筋
あごの関節、後頭部から上腕骨にかけて伸びている筋肉です。

上腕頭筋

■胸骨頭筋
上腕頭筋と同じような場所から伸びていますが胸骨柄(きょうこつへい)という所に繋がっています。

胸骨頭筋

■肩甲横突筋
頸椎の横から肩甲骨に向けて伸びている筋肉です。

肩甲横突筋

■板状筋
主に首を支えている大きな筋肉。片側だけ働くと頸椎の回旋や側屈(首を回したり傾けたり)になります。

板状筋

首をよく傾ける、常に耳や目の高さが違うなどが気になるワンちゃんはこれらの筋肉に左右差が生じていると思われます。


また首の傾きだけでなく肩甲骨や前肢の位置や動きにも影響します。

首を傾けるのは一見可愛いのですが「カワイイ♪」と見過ごすことなくケアしていってくださいね。

飼い主ができる日常ケア

  1. 左右の筋肉の硬さを触って比べる
    主に顎下や耳の付け根から伸びているので、首の横や耳につけ根当たりを触って左右差がないか確認。

  2. 左右均等に首を動かす誘導遊び
     おやつやおもちゃでゆっくり左右を見る動きを促す。左右同じようにできるか確認。

  3. バランスよく歩く散歩
     同じ向きばかり歩かずコースを変えて左右均等に刺激を入れる。

触ってすぐ分かるような左右差がある場合はかなりの差だと思っていいです。

硬くなっている方を優しくほぐしていきましょう。

・頭から胴体にかけて、首に沿って手のひらや指先で丁寧にほぐす。

・耳の付け根あたりを優しく押す。

・首を左右に傾けてゆっくりストレッチ

整体でできること

整体では肩甲骨周りを緩め、首から肩甲骨にかけての上記筋肉にもアプローチします。

また胸筋にもアプローチして首の筋肉が緩まりやすいようにします。

耳の付け根、後頭部などの細かい所も確認しストレッチを入れながらゆるめていきます。

 

毎日出来るかんたんマッサージは↓

 

本格的なおうち整体講座は↓

講座のご案内はこちら

タイトルとURLをコピーしました