犬の整体ビフォーアフター 歩き方の変化

犬の整体

こんにちは。

犬の整体とケアのお店歩くいぬです。

このブログは元動物病院勤務、現在犬の整体師をしている佐々野が書いています。

こんにちは。 犬の整体 歩くいぬ 佐々野です。

バーニーズマウンテンドッグ Zちゃん 6歳

初回5/23  2回目6/12

歩き方を考察してみました。

バーニーズZちゃんの動画考察

Zちゃんは全体にコリはありましたが主に体の左半分に大きなコリが見られました。

お聞きするとやはり左を下にして寝る事が多いそう。。。

我が家の愛犬もそうですが不自由な方、動かしにくい方、弱い方を下に隠して寝るんですよね。
そして良くない箇所はあまり触らせてくれません。

いつも同じ方向で寝ているワンちゃんはちょっと注意してみてください。

触られるのを嫌がる場所はありませんか?

骨盤がとても立っていた

Zちゃんの初回、骨盤がとても立っているのが気になりました。

普通のコが地面に対して30度くらいに対しZちゃんは45度くらいでしょうか。

実際触診してみると立っているのがよく分かりました。

動画をみても5/23のビフォーはお尻を突き出して歩いています。

股関節形成不全を患っているのでどうしてもお尻を大きく左右に振って歩く(モンローウォークといいます)のですが、背中からお尻のラインが湾曲していて余計にお尻を振って歩いているように見えますね。

腰を振った勢いで足を出している印象です。

骨盤を立たせてしまうのはお腹の中の方にある筋肉です。

初回ビフォーに比べ2回目アフターは背中からお尻の湾曲、立っていた骨盤が改善されています。

初回
2回目施術後

後ろモモの大きなコリが解消

そして後ろ足の踏み込みが浅く足が前に出しにくそうでした。

一生懸命出そうとしていますが何かにつっかえた様に前に踏み込めていません。
右よりも左の方が踏み込みが浅いです。

Zちゃんには左の後ろモモにこぶしくらいの大きなコリがありました。

このコリが邪魔をして足が出しにくくなっていたのでしょう。

2回の施術でこの大きなコリはだいぶ解消されました。

初回は腰を振った勢いで出していた後ろ足が腰を大きく振らなくても前に踏み出せるようになりました。

ケア次第で歩きやすくなる

股関節形成不全の疾患自体は整体ではどうしようもありません。

腰を大きく振って歩くのが特徴ですが、腰を大きく振って歩くというのはそれだけで余計な負担が体にかかっています。

当然お散歩を嫌がるようになったり行ったとしても十分な時間行けなかったり…十分な運動ができないのです。

筋肉を鍛えるなら坂道や土の上、砂の上など起伏に富んだお散歩コースが望ましいのですが、動きが悪ければ行きたがらないでしょう。

でもそれはそれでいいのです。

股関節形成不全でもとにかく歩けていたらいいのです。

私の先生がよく言っていた事なのですが、「体が歪んでいてもびっこだとしても、とにかく歩けてたらいいんですよ」

それくらい犬にとって「動ける」というのは重要なことで、大事なのは死ぬまで動きやすい体を維持していく事です。

(寝たきりだからダメ、という事ではありませんよ。寝たきりのワンちゃんも筋肉を使っています。使える筋肉をケアすることが大事と考えます。)

参考:気にしていますか?わが子の歩き方・後ろ姿

 

 

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