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「立ち上がれないことがある」「後ろ足が震える」シニア犬の体からのサインと理由

シニア犬

うちの子は14歳を過ぎた頃から急激に筋肉が細くなり15歳あたりから
立ち上がりにもがく時があり時間がかかるようになってきました。

「これが歳か」と思いながらも極力手伝わず自力で頑張らせています。

立ち上がれない時も増えてきて対応策を入れながらやっているわけですが・・・

いずれは寝たきりもあるでしょうが
このまま指をくわえてみているのは嫌です!


同じように「何かしてあげられることはないのかな」
そんな風に思っている飼い主さんに向けたブログです。

見逃してほしくない“老化”に見える体のサインー後ろ足編ー

よくある体の変化

  • 立ち上がるとき足が滑ってなかなか起き上がれない

  • 起き上がっても後ろ足がプルプル震えている

  • 座ろうとするけど後ろ足のコントロールができずゆっくり座れない

  • 歩くときにふらついたり横に流れる

  • 散歩の途中で立ち止まって動かなくなる

  • ごはんや水を飲む姿勢が不安定でじっとできない(主に前のめり)

うちの16歳の子にも覚えのある事ばかりです。

こちらのブログもご参考に↓

シニア犬に起きている五つの変化

後ろ足の弱りを徹底解説!

後肢(特に大腿部)の筋萎縮と「重力に逆らう力」の低下

シニア犬の多くが、大腿四頭筋(太ももの前側)やハムストリングス(太ももの後側)の筋肉が使えなくなっていきます。

前モモの筋肉

後ろモモの筋肉

犬はそもそも前重心という事はご存知の飼い主さんも多いでしょう。

ここでは割愛しますが理由はちゃんとあります。

体重の軽いトイプーさんなんかは後ろ足が浮いたような感じで歩いている子もいますね。

使われていないので弱っていく。当然です。

更には使いっぱなしによってできたコリ(筋肉の硬さ)によって

「使わないし使えない」「使えないから使わない」という事が起きています。(表現ムズ!)

重力に逆らう力の低下

寝転んだ姿勢から起き上がるとき、座った状態から立ち上がるとき
または立つ姿勢から座ろうとするときなど

重力に逆らう力

が必要になります。

オスワリって実は筋力いるんです


このとき主に使われるのが後肢の大きな筋肉。

しかし加齢によってこれらの筋肉が弱くなると、自重を持ち上げる力が不足、足がプルプル震える、滑る、時間がかかるといった状態が目立つようになります。

またドサッと倒れるように座ったり伏せたりするのもそのせいです。

全ては老化…!老化のせいなのです。

整体でできること—“手遅れになる前”にできるケア

手遅れとは・・・?

コリをほぐせば筋力を発揮しやすくなります。

可動域が広がれば姿勢を維持したり動きやすくなったりします。

だけどそれは「もともとの筋力がある場合」であって整体で筋肉が強くなるわけではありません。

いくら整体で筋肉を柔らかくしても「筋力」が残っていなければどうしようもありません。

「まだいい」「なにかあれば」と思っているうちに間に合わないという事はあるということです。

整体がどのように役に立つのか

整体では何をしているのかというと

「筋肉の緊張やコリをやさしくゆるめる」だけ。

‘だけ‘なのですが、それが以下につながります↓↓

  • 関節や肩甲骨まわりの可動域が広がる

  • 左右差や筋力差がリセットされる

  • 結果動きやすい姿勢、力が入りやすい体に

私自身、愛犬を通して筋肉のコリを緩める効果はとっっっっても実感しています。

シロウトの家族が「今日歩き方がよかったわぁ」と気がつくくらいです。

私の技術がスゴイのではなくて(笑)うちのワンコにまだ筋力が残っていた、ということです。

犬に筋トレしたほうがいいの?とお悩みの飼い主さんへ
個人的な考え方はこうです↓
犬に筋トレは必要か否か

自分で整体やってみたい!という飼い主さん向けの講座
愛犬の整体師になろう講座

愛犬さんがまだ自力で歩けるうちに・・・

オスワリや階段の昇降が問題なくできているうちに・・・

筋肉ケアを生活に取り入れてください。

 

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