獣医さんやワン友から「下りは危ないよ」と聞き、さっと抱っこしていませんか?
ワンコが落ちる危険があるような老犬だったりケガしてたり、ものすごい急な階段なら
抱っこも必要ですが
自力で行けるならせっかくの筋トレの機会。
抱っこしちゃうのは勿体ないと思うんですよね。
「危ないから抱っこ」ではなく「問題なくいける体」を目指しませんか?
下りや着地で一番体重が乗るのは「前足」
なぜ危険と言われるのか。
獣医さんが良く言うのは「腰を悪くする」というものです。
それって本当なのでしょうか?
どこかから飛び降りたり階段を降りたり、坂道を下る時に一番最初に衝撃が来るところ、
体重が一番乗るところは「前足」ではありませんか。
前足でうまく衝撃が緩和できなかったら腰に響くのは分かりますが、、、
私は病院勤務時、先生がそう言っていたのがずっと疑問でした。
犬の肩甲骨がどれだけ動くかがケガをするかどうかの分かれ目
人と違って犬の前足(肩甲骨)は胴体と関節していません。
動画はコチラ
ということはわりと自由に動くという事。
そして前足のパッドから伝わる衝撃を肩甲骨が動く事でうまく受け流す事が出来れば
胴体に伝わる衝撃を緩和できるということです。
それには肩甲骨が柔らかく動いてくれることが重要です。
※肘下の筋肉の柔らかさも実はとっても大事。ここではとりあえず肩甲骨に焦点を当てます。
とにもかくにも肩甲骨の位置を確認してみよう!
まずは犬の肩甲骨の位置です。
この骨の前後、上下、それから骨の真下、上にも筋肉がありますよ。
まずこの骨の位置を確認して周りを軽く押してみましょう。
確認の仕方は肩甲骨の上下の場所を触って確認して繋げれば何となく分かりますよ。
ケガ予防の為に、動きやすさの為に肩甲骨周りを柔らかくしておいて
硬い筋肉がケガにつながる事はご存じだと思います。
犬の筋肉も同じ。
こっちも見てね♪
肩甲骨周りはとってもたくさんの筋肉があって酷使されているので硬い子が多いです。
でもここをケアして柔らかくしてあげたら問題なく手が出て心配なく下りも行けるでしょう。
飛び降りのケガが心配なら肩甲骨周りを柔らかく!です。