筋力維持が大事なのは皆さんご存じです。
けど高価なナントカクッションが必要だったりいくつものパーツがあって面倒だったり
専門知識がいるのでは？と思っていませんか？
私には専門知識がある程度ありますがそんなのなくても大丈夫。
うちの15歳柴犬がやってる超かんたん筋トレをご紹介しますね。
道具は百均で揃います！
必要な筋肉は動かして鍛える①ソファーの往来
ソファーの上を右往左往へ歩かせます。
ソファーは足が沈み込むので足への負担増！
しっかり上げなければいけないので必然的に足を使います。
ソファーはおすすめ
おやつを使って誘導し奥から手前へ、さらにできそうなら背もたれに足をかけさせたり
そこからお座り↔立てをさせたりクッションの上を行き来させたりすくするといいです。
さらにできそうなら
このまま横移動
この姿勢のまま横移動、なんてのもかなり後ろ足が使えますね。
ソファーが危ない子でしたら布団の上で歩かせるのもOKです。
②スクワット
お座りをさせて少し離れた前方におやつを置きます。
立って取りに行かないといけないくらいの距離です。
立って取りに行くのがポイント
床だけでなくソファーやクッションの上でさせたり登り坂ですると負担増です。
③棒くぐり
大好きなおやつで下に誘導してくぐらせます。
高さを段々低くしていくと効果大です。
成功する高さにしましょう。
「成功する事」が大事です！
だんだん低くしていく
④ちょっとした隙間に日常的に障害物を設置する
部屋の入口や廊下など、ちょっとした通り道に障害物を設置してみましょう。
うちの柴犬で床から4センチくらいの高さです。
毎回足を打ち付けるのは可哀想なので簡単に超えられる高さに設置。
超える事が目的ではなく「膝を曲げる感覚を忘れさせないこと」が目的です。
なのでジャンプさせるのではなく普通の歩行で超えられる高さが大事です。
当たっても痛くないスチロールブロック
突っ張り棒など
床の色と同調させたいですが老犬は目が悪いので目立つ色の方がいいかも。。。
人も普段意識していないおうち歩きで筋トレできますね。
⑤きた！坂道利用
坂道はかなりおすすめしています。
お散歩コースにぜひ入れてみて下さい♪
坂道もただまっすぐ登るのではなく蛇行するように行ってみて下さい。
坂道がもう行けないくらいの状態でしたら立たせるだけでもOKです。
横切るように立たせると山側の足に体重が乗ります（やってみて下さい）
長崎のオランダ坂だよ
⑥足ふきは立たせて
小型犬で多いのが「抱っこして足を拭く」というもの。
なんてもったいない！
せっかくなので三本足で頑張ってもらいましょう。
ダックスさんはちょっとやりにくいかもしれませんが極力自力で立たせてバランス取ってもらおう。
この時持ち上げた足に体重をかけさせないように軽く持つようにしましょう。
壁にもたれさせないように
老犬は後ろ足から弱るって聞いたことありますか？
老犬は後ろ足から弱ると言われています。
ちゃんと理由もあります。
使えてないと判断する事の一つが「膝が曲がってない」
老犬になるにつれ前足過加重となり後ろ足に体重が乗らなくなっていき
なんだか浮いたような歩行になります。
使っているようで「ただついて行ってる状態」になると膝を曲げて使う事をしなくなります。
使わない能力はどんどん割愛されていくのが体。
膝を使わなければ「曲げて使う感覚」を忘れていくんじゃないかなと思います。
だから筋トレには「膝を曲げる動き」が自然にできるような動きを取り入れたいと思います。
使い方のかたよりがあるようならリセットしながらやることも大事です。
どうですか？簡単に取り入れられそうでしたか？
お金もかからず簡単なものばかりです。
大事なのは「無理はさせない」「飼い主も楽しむこと」です！
筋トレもいっしょにはしゃいで楽しんで下さい。
