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シニア犬のケア 寝たきりワンコのケア

犬のライフケア

犬は動いてナンボ!ですよね。

残念ながら寝たきり、自力では動けない、動き辛いという状態にになってしまったワンコもいます。

事故やケガが原因なら獣医さんの出番かもしれませんが、老化のせいなら飼い主さんがしてあげられるケアがあります。

優しい飼い主さんは、無理やり動かすなんて可哀想。。。

と思われるかもしれませんが、その優しさが愛犬をどんどん動けなくしてるかもしれませんよ。

 

動かせる筋肉は動かそう!

寝たきりのコを見ると「可哀想。。。」と思いますか?

犬は「自分が可哀想」なんてこれっぽっちも思ってないと私は思います。

だってその子にとっては「今」の状態がベスト。

「昔はあれだけ動けたのに」と昔を懐かしんで今を残念がるのは人間だけではないでしょうか。

寝たきりになってしまったものは仕方ない。今動かせる筋肉を動かして極力維持していきましょう!

と言っても犬はそんな努力をしません。飼い主さんが頑張るのです。

 

意地悪ケアを提案します

★バタバタさせてみる

寝たきりのワンちゃんは体を起こしたい時は鳴いて要求してきます。

思うように手足が動かせないので起きたいのに体が起こせない。

バタバタ暴れた挙句「起こして!」と要求吠えしてきます。

でもこの「バタバタ暴れる」のは筋肉を動かすチャンス。

手助けに行きたい所を心を鬼にして少し我慢。

最後は助けてあげてください。

いつも同じ側を下にして寝ているコは反対側を下にすると嫌がってバタバタ暴れます。

わざと反対に寝かせてみるのも手です。

いつも下になっている筋肉は硬くなっているので動かす事でほぐれる効果もあります。

★手足を軽く引っ張ってみる

手(足?)をひっこめる動作は筋肉を収縮させています。

これは運動のチャンス。

手足を軽く引っ張ったり肉球を軽く刺激してみましょう。

嫌がって手をパッと引くと思います。

肉球から出ている毛をそっと触れてみるのもいいですね。

硬くなった筋肉もほぐれ易くなります。

決して強く引っ張らないようにして下さい。

★クッションや布団の上を歩かせる

脇の下とお腹の下にタオル等を通して補助しながら極力足を動かしてもらいます。

この時前足で進むのではなく後ろ足を使うようにします。

前に行きたくても思うように進まなかったら後ろ足を使わざるをえません。

一歩でも前に踏み出そうとするならそれでOK。

早く歩かせる必要はありません。

ヨボヨボでもフラフラでもOKです。

一歩でも五歩でも、前に踏み出す動作をするのが重要です。

クッションや布団は足場が安定しないので体はバランスを取ろうとします。

ふかふかの布団で寝るのではなく歩くのです。

飼い主さんの足でわざと邪魔をして乗り越えさせるのもGOODです。

 

全く動かせない子でもやる価値あり

少しでも動けば上記の運動は効果的だと思います。

ですが全く動かせない、もう反応がないという場合。

それでも一日に数回立ち姿勢を取ったり肉球への刺激は効果的だと思います。

反応がない場合も肉球を思いきりつねってみるとほんの少し反応が出たりします。

少しでも反応があるならマッサージしたり刺激を与えてみて下さい。

 

無理せずホドホド&最後は成功で終わる

頑張れば動くかも!と思って真面目な飼い主さんほど頑張ってしまいがちですが無理は禁物。

最後は「よく頑張ったね」と褒めて終わりです。

疲れて寝てるなら足裏の刺激などはせずに暗くしてゆっくり寝かせてあげてください。

整体の必要性

寝たきりのワンちゃんの筋肉は硬くなりがり。

筋肉は呼吸にも関わっているので緩めてあげる事は大事な事です。

少しでも動きやすくする為にも整体はオススメです。

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