先日は柴犬のコマモモちゃんの施術をさせていただきました。
とっても怖がりなコマちゃん・・・
飼い主様からは「左の前足が痛そう」「起き上がる時などに鳴く」など伺っていたので慎重に施術開始。
痛がるところはもちろん無理には触りません。
まず挨拶として私の手のにおいを嗅いでもらいますが、とっても怖がりなようで匂い嗅げない。。。
固まってしまっています。
頭をそっと触ります。嫌がるわけでもなく無反応・・・
心臓のドキドキ音が聞こえそうなくらい緊張が伝わってきます。
お母さんに抱っこしてもらうも、隙あらば逃げたい、というオーラばんばんです。
リラックスしておくれ・・・
まずは大きく触って「体を触るよ」と伝えます。
コマちゃんは放浪していて保護されたワンコだそう。
こんな怖がりな性格だったらそれはそれはきっと緊張の連続だったでしょう。
体がガチガチに硬い。首のあたりも指が入りません。
さらに緊張もしているので固さ倍増です。
まずは右側を、そして痛いかもしれない左を触ります。そぉー・・・っとね。
恐る恐る触りましたが、特に痛がることもなく触らせてくれました。
私は筋肉しか触らないので、筋肉の問題じゃないのか?それとも緊張しすぎてガマンしているの?
でも痛みがあれば何かの反応があるはずですが、それもなし。
なんだろう?関節の問題かしら、と思いつつ終了しました。
安心して暮らせるように
過去の経験や環境が犬の性格に影響することは私も経験があります。
4才で引き取った先代ワンコがそうでしたから。
ほんとのコマちゃんはどんなコなのかな?
痛いとか嫌だとか表現していいのよ。
今はとっても優しい飼い主さんに巡り合えたコマちゃん。
最初の問い合わせメールからも飼い主さんの愛情がバンバン伝わってきましたよ。
最後はちょっと手を匂うことができました!
時間がかかっても自分を出せるようになったらいいね。
今はガチガチの体。少しでもゆるんで楽に過ごせるように私も頑張ります。