骨折しちゃったり関節炎でうまく歩けない、何らかの理由で足を切断したワンコ。
人だとめちゃくちゃ落ち込んだり不安になったり凹むような状態でも犬は明るく、
いつまでも凹むようなコはいないと思います。
大袈裟なコもいますが(うち!)基本、犬は人より痛みに強く(鈍く)できているので
こっちが心配するより平気で
本当は安静にして欲しいのに動き回って困るという事もよく聞きます。
骨折や関節炎など「症状」や「病気」は整体ではどうしようもないのですが、整体にできることもあります。
それはその他にかかっている負担のケアです。
患部のみならずその他の所も頑張っている!
ワンちゃんは痛みに強いので、ヒビくらいは飼い主さまも気づかず、
何かの時にレントゲンを撮ってみたらあら折れてた、ということが時々あります。
骨折はさすがに気付くでしょうが…
犬は三本足でもへっちゃら!
上手にバランス取って歩けます。
ひょこひょこ大変そうですが十分動けるので問題ありません。
でもやっぱり、
普通は四本足のところを三本で歩くのですから筋肉への負担は大きいです。
また手術をした際は
ケージレストといって安静にするように言われます。
安静にしたらあっという間に筋肉は衰えてしまいます…
動きを制限されるので硬くもなるでしょう。
整体は医療ではないので骨折を治すことは出来ませんが、
不自由によって負担の大きくなってる筋肉のケアができます。
前足二本を同時に骨折
「前足二本を同時に骨折」というのは、私も動物看護士歴が長かったですが
あまり見ない状態で驚きました。
でもあり得ない話ではありませんよね。
前足二本を同時に骨折しちゃったトイプーkちゃん
めちゃ活発で飼い主さんが少し困っておられました(笑)
訳あって足を切断したパピヨンyちゃんもお散歩を楽しんで
患部ばかり見てしまうけど他の部分のケアにも注目して
どこか不具合があったらそこの治療ばかり気がいってしまうけど
そこが働けない分、他の箇所が頑張っていることを忘れないでくださいね。
会社で一人がお休みしたら他の社員さんやスタッフさんがカバーするのと同じ。
後ろ足が悪かったら前足でカバーしたり腰が頑張ったり、関係ないと思われる胸が頑張ったりして
とにかく動くようにするんです。
関節炎など痛みがある時も一緒。
整体は患部はどうしようもないけどそれによって負担のかかっているところのケアができますよ。