明らかに背中が曲がっていたら猫背だと分かりますが
できたら明らかに分かる前に気がついてケアしてもらいたいです。
なぜなら猫背は整体で改善しやすい姿勢の一つだから!
猫背は筋力低下の証拠&筋力低下へまっしぐら
上のブログでも書いているのですが猫背は筋力低下の現れであり、
さらに筋力低下が進む姿勢でもあります。
なぜなら猫背になると座骨が下がるので「お尻が落ちた」姿勢になり
そうなると後ろ足が蹴り出しにくいという事につながるからです。
さらに猫背になるということは肩甲骨周りの筋肉がかたまって
急な角度になっているということ。
お尻が落ちてるのに肩甲骨だけ健全な角度という姿勢は
「オスワリの途中で“ストップ!”」と言われている状態。
これはとてもキツイ!(空気イスのような。。。?)
(猫背の姿勢の投稿はコチラ)
だから肩甲骨も急な角度にして前後のバランスを取ってます。
じゃないと立ってられないので。
肩甲骨が急な角度で固まってるということは動きが悪く、後ろ足だけじゃなく
前足も前や後ろに出しにくいということ。
まとめると「前後の足の可動域が狭い」ということになります。
猫背は避けたい悪循環があります
可動域が狭いと当然筋肉は使いませんので筋力が増すわけがなく。。。
「筋力低下に繋がる」とはこういう理由です。
筋力低下が主な原因でお尻が落ち、さらに筋力低下を招く。。。
できれば避けたい悪循環です。
隠れ猫背の存在
見た目に背骨が曲がって明らかに猫背だと分かる子はまだいいです。
問題なのは「ちゃんと立ってます」と見えて実は猫背が始まってるという
「隠れ猫背」。
これには気がついてあげないとかわいそうですね。
整体で改善することが多い姿勢でもありますから
ぜひ飼い主さんが気が付いてケアに繋げてほしいです。
まずは横からの写真を何枚か撮りましょう
まずは真横からの写真を撮りましょう。
自然に立ってる状態を撮ります。
「たまたま」があるので色んな時に何枚かとっておくといいですね。
で、足のこの辺にラインを一本引きます。
股関節のラインなのですがどこか分からないと思いますので
だいたいらへんでOKです。
なぜだいたいでいいのか?
姿勢なんて写真を撮る角度やその時で変わり厳密なものではないからです。
誤診なんてないワケですから「だいたいこの辺」でOKです。
大事なのは愛犬を見た時にそのラインに目が行くようになることです。
写真を撮ったらパッドの位置を確認
ラインを引いたら後ろ足のパッドがどこにあるか確認してみましょう。
どの写真を見てもラインよりパッドが後ろにあれば問題なし。
どの写真を見てもラインより前にきていれば「猫背」といえます。
お尻が落ちてくると足のパッドは体の真ん中に入ってくるからです。
気がついたらケアしましょう!
普通に立っているように見えてもこの子たちは猫背になっています。
普通に生活しているしていますが気をつけてみるとこういう事に気がつきます。
気がついたらケアできますね!
猫背になってる原因が筋肉のコリならば
整体は薬も使わず安全で有効な手技ですのでどうぞご利用くださいね。