猫背については
・猫背になるメカニズムはコチラ
・猫背のチェック方法はコチラ
に書いています。
今回は上記を踏まえて、犬を猫背にしないためにおうちでやってほしい
マッサージのポイントを書こうと思います。
猫背につながる理由は現代の生活にあるのかも・・・?
犬の生活においての筋肉の使い方は猫背につながる要素がいっぱいあります。
・飼い主をひっぱる散歩
・ビビりな性格
・耐える姿勢の筋トレ
・全力で走る機会の少なさ
・獲物をハントしない生活
・前足加重
・アスファルトで舗装された道
・無理な小型化など
狩りをしていた時代は獲物をおいかけ全力で凸凹の山や野原を駆け回っていたのではないでしょうか?
ましてやリードでお散歩したり筋トレ(!)なんかしてなかった。
現代のワンコは人と共同生活をする以上、避けようのない現実があります。
飼い主努力で少しでも予防してあげたいです。
![](https://arukuinu.com/wp-content/uploads/2023/08/1359938_s-1-1-300x237.jpg)
ひっぱり散歩はホント心配!矯正も視野にいれて
猫背に関係する重要な筋肉
「猫背になるメカニズム」にも書きましたが猫背は肩甲骨と骨盤が
「角度の急なハの字」という状態になってます。
![](https://arukuinu.com/wp-content/uploads/2023/10/original_389f3425-2f3a-4d88-a492-ee6f871a1360_Screenshot_20230419-130804-コピー-300x213.jpg)
ハの字になってます
後肢の筋力低下はもとより、筋肉のコリも関係しています。
おうちで飼い主さんができる事の一番はこの
「コリ」を解消してあげること。
具体的に言うと
・後ろモモのコリ
・肩甲骨周りのコリ
を解消してあげることが重要になってきます。
![犬の後ろももと肩甲骨に印しました](https://arukuinu.com/wp-content/uploads/2023/10/Screenshot_20230708-120042-コピー-5-1.png)
後ろモモと肩甲骨周りはココ!
いつやるのが効果的か?
マッサージをするのはいつでもいいのですが
効果的なのはお散歩の後や筋トレの後、
「筋肉を使った後」です。
筋肉を使って何もケアしないから「コリ」となってしまうのです。
長年のコリは座骨を引き下げ肩甲骨の動きを悪くしてしまいます。
毎日のちょっとしたケアで硬いコリができないようにしていきましょう。
写真の赤丸の辺りを手のひらでくるくる優しくマッサージ。
お散歩後の足ふきついでに五分ほどやってあげるといいと思います。
前足と前足の間(胸前)もオススメ。
下の筋肉を動かすイメージです。
特にひっぱる散歩をしている子、筋トレを頑張っている子、ビビりな子は
頑張ってほしいところです。