愛犬の四肢は気にしてるけど腰は蔑ろにされてる気がします。
足の動きや向きや位置は気を付けている飼い主さんは多いけど
腰も大事なのでケアしてあげて欲しいです。
犬の腰はどこかというと
腰ってどこかというと
肋骨の一番後ろから腰骨(腸骨)と言われるでっぱりのあるところまでが
「腰」です。
概ねこの辺り。
ここは骨は背骨しか通ってないところ。
その背骨には内臓がぶら下がっているらしいです。
でないと重力で、腸や腎臓や膀胱が腹側にかたよってしまいますもんね。
重い内臓を背骨と筋肉で支えている所なんです。
案外使ってるよ腰
歩くときは四肢のみの筋肉で推進しているわけではありません。
腰も動かしながら足を前に運んでます。
足の動きの悪いコは、さらに腰を振って足を前に出そうと努力します。
全力で走る時は腰をぐっと丸めて足を前に蹴り出してる。
重力のかかる向きが違うので人ほど腰への負担は大きくないかもしれませんが
犬の腰は結構大事だし固くなっちゃってる子も多いです。
ケアは痛みが出る前にやってください
「うちの子腰痛がある」とよくお聞きします。
腰痛の原因がなんなのか、本当に腰痛なのかは病院でないと分かりません。
その痛みが内臓からのこともあれば筋肉が原因のこともあるでしょう。
筋肉痛ならおうちでしてあげられることがあると思います。
まずは痛みにまでならないように常に柔らかくしておく。
何かの拍子に「グキ!!」とならない為には、柔軟性を保っておくのが
大事だと思います。
(犬に正しい姿勢を求めても無理ってものです)
痛みが出て触らせてくれない時は温タオルや小豆灸などで温めてみましょう。
触らせてくれるなら両手で挟んでゆ~っくり圧をかけてみたり
背骨に沿ってマッサージしてあげるといいです。
はんぶんちゃん温め中。。。
箱灸や棒灸もいいですね。