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よくつまづく子は肩甲骨の高さが違うかも

犬の整体

わんちゃんにも肩甲骨があります。

肩甲骨は大事な骨格の一部なのですが、この肩甲骨の高さが左右で違うコがいるのです。

左右で高さが違うとどうなるのでしょうか?

なぜ高さが変わってくるのでしょうか?

 

 

犬の肩甲骨の位置を確認しましょう

犬や猫の肩甲骨の位置を知るのは簡単です。

写真の赤丸の辺りを探ればでっぱりが確認できると思いますが、そこが肩甲骨の上部と下部です。

下部はそのまま肩関節になります。

その二つをつないだラインが肩甲骨の前側のライン。

肩甲骨は平べったい骨です。大体この辺り、とおおかまな位置が分かればOK!

前足の動きに関係しています。

 

犬の肩甲骨の高さが左右で違う?

立っても座っていてもいいので前足をきちんとそろえた時に上部のでっぱりを確認してみて下さい。

恐らくこの辺り。

左右で同じ位でっぱっていますか?

これが左右で違う子がいます。

本来なら前足のパッドを同じ位置に揃えていたら同じぐらいの高さになるのが普通です。

両前足が同じ位置にあるのに肩甲骨の高さが違う、とはどういう事なのでしょうか?

ほうっておいたらどうなるのでしょうか?

 

肩甲骨周りは大事なケアポイント

肩甲骨周りには色々な筋肉が重なっています。

これらの筋肉に差があると左右差が生じます。

 

最初はただのクセのように思うかもしれませんが、

同じように足を出したつもりでも右だけうまく上げられずにつまづきやすくなったり、怪我をしやすくなったり、そのうち姿勢が維持しにくくなったりするでしょう。

お散歩に行きたがらない、フリーにしてもじっと立っている、というような状態になっていきます。

左右差がひどいと歩けなくなり、筋力低下も伴い寝たきりになってしまう可能性もあります。

 

整体のアプローチ

肩甲骨周りの筋肉を緩めます。

この辺りの筋肉はほとんどのワンちゃんが凝っているので色々なケアにつながります。

犬は前重心で生活しているので肩甲骨や脇辺りに負担がかかっている事が多く、だいたいのワンちゃんはここのケアが好きです。

初対面のコでも体を預けてくれるコが多いのできっと気持ちいいんだろうなぁと思います。

小さな気付きを見逃さず、健康な老化に繋げていきたいですね。

 

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