毎日見てるおうちのワンちゃんや猫ちゃん、きっと鳥もあるんじゃないかなと思うんですが
「あれ?なんか今日かわいい♪」って感じるときありませんか?
いつも可愛いんだけど今日はなんだか特別可愛い。
そういう時って体調がいい時なんです!
お顔も大事なものさし
ペットの体調を見る時って食欲だったりお散歩の様子だったり
便の状態だったりすると思いますが
表情も大事なものさしとなります。
おうちのペットの顔がいつになくカワイイって感じる時。
それは体調がいい時。
体調がいいから機嫌がいい。
からだが軽いから機嫌がいい。
そういう時は目が丸く、穏やかになります。
すっきりした顔や目をしていたり、垂れ目になるコもいるかな。
とにかく「可愛い」と思う要素が表情にあるもので、
その違いは日頃よく話しかけたり観察されている飼い主さん
だったら気が付くと思います。
そういう時はよく目が合うとか、お話すると一生懸命聞いてたり、
お散歩の足取りが軽いとか、距離がいつもより長く行けたり、
いつも嫌がるところがすいすい歩けたり。
ご飯の催促がいつもより激しかったり、おもちゃでよく遊んだりします。
いつも嫌がるケアを上手にさせてくれる、とかもあると思います。
いつもはしないのにヘソ天で寝てみたり。
病院勤務の時もまずペットの顔が目に入り、
「あれ、今日穏やかな顔してるな」と感じる時は
やっぱり血液検査の値がちょっと良かったり、
「ご機嫌です~」と飼い主さんがおっしゃったり、
検査や点滴が上手に受けられたり。
それは直感なので何かの数値で測れるものじゃなく、もちろん証拠などありません。
ブサイクって時も「ゆらぎ」なの
もちろん逆もあります。
なんだか今日はブサイクだな、と思ったらちょっと調子がよくなかったりします。
医者に行くほどじゃないけど朝起きてから体が重い、と感じる時や
なんとなく食欲がないって時、人でもありますよね。
仕事してるうちに忘れちゃうくらいのちょっとした不調。
そういう時はなんだか気分が乗らないし、眠かったり
仕事がはかどらないなぁと感じる事があると思います。
そういう時、人は周りに言葉で伝える事が出来るし大人なら自分で
判断できますが動物はできません。
でもちゃんと表情に出てますよ。
一番分かりやすいのはやはり目かな、と思います。
キラキラしていない。どことなく力がない。
ていうか、ブサイク。
病院に連れていくほどの目に見えるような不調じゃないけど
どことなく覇気がないなぁって時、ありませんか?
そういう時はあまり構わずにそっとしておいてあげたり
食欲がなくても「そういう時もあるか」と様子みていいんです。
人をはじめ動物はそういう「ゆらぎ」の中で生きていますよ。
「え、ぼく・・・?」
↑おこちゃんがブサイクってことじゃないからね(笑)
メンタルなども顔にでるものです
ずっと施術させて頂いている子は他人の私でもちょっと分かる時があります。
「なんだか今日はいい顔してますね」とお話したら
「そういえば最近よく写真撮るわ」というお答え。
飼い主さんが「あ、カワイイ」と思う瞬間が多くてついつい写真を撮っちゃう。
そういうことなんです。
動きの悪かったワンちゃんが、施術を重ねるたびに表情が
穏やかになった子もいます。
元々噛みっこではなかったのですが、過去にしんどい想いを
したであろう保護犬ちゃん。
初めて会った時と印象が違うのです。
それは施術云々という事ではなくて、周りの環境、食事、ケア等
全ての要素が関係して良くなっていますよ、もちろん。
とっても穏やかな表情になりました。
それなりにワガママも言っているそう(笑)。それでいいんです。
飼い主さんとの関係はちゃんと構築されました。
これからは一歩踏み込んだケアが出来るようになりますよ。
飼い主直感を大事に
かわいい、の中の「特別カワイイ」に気づいたり
「最近なんかブサイクなんだよね」って思ったりするのって
「飼い主直感」ではないかと思うのです。
あまり重要視する必要はないけど、ちょっとだけ気にしてもらえたらいいかな、と
思います。